Sapphire 取り扱い説明書

安全注意(お取り扱いになる前に必ずお読み下さい)


<注意>
  Sapphireの組み立て使用前に必ず安全注意をお読みになって下さい。
正しく使用する事によってSapphireは安全、且つ、効果的なライトキュアリング機器といえます。
また、高電圧、強力なライトと熱を源泉としていますので、この説明書通りご使用下さい。


・ 感電を避ける為、ランプ部品交換口や機械のふたを開ける前には 必ず パワーコードをコンセントから外して下さい。

・ ランプ部品の交換以外の修理は全て、工場で行いますので機械の中の電気部分に触れたり、動かしたりしないで下さい。

・ 強力なライトは目を傷める原因となりますので、Sapphireを使用する時には患者さん、術者、アシスタントも全て目を保護するアイプロテクションを付けて下さい。


<治療を始めるにあたって - 注意点>

・ 間違って口外にライトをあてることがないように注意して下さい。

・ 障害を避ける為に、決してライトガイドの先やフロントパネルのライト出口を直接見る事や目や、顔のそばでライトを照らす事も避けて下さい。

・ フォトセンシティブの人は強力なキュアリングライトの操作も治療も避けて下さい。

・ 口内のソフトティシュにライトが直接あたらないようにして下さい。

・ Sapphireに付いているライトガイドのみを使用して下さい。

・ 他のライトガイドを使用する事によってその効果を失ったり、ライトを破損する事もあります。ライトガイドを無理に曲げたりしないようにしてください。

・ ライトガイドやチップを落とさないように気をつけて下さい。

・ ライトガイドをオートクレーブしないで下さい。(取り外しの効くチップはオートクレーブで滅菌可能です。)

・ 研磨材料や液体状化学薬品等でチップやライト等を消毒しないで下さい。


機械はその操作中、ライトの後ろにあるファンが、そのクーリングとしての役割をはたしているので、空気の流れるを妨げる事がないように気を付けないと温度が上がり、機械の破損につながる恐れがあります。もし、ライトやパワーコードに水等をこぼしたり、落としたり、破損や異常が認められる時は、Sapphireのパワーコードをコンセントから外して、工場に問い合わせて下さい。


<Sapphireのキセノンパワーアークの使用案内書>

概要

デンマット社のSapphireキセノンパワーアークは、フォトセンシティブな歯科薬剤の重合を急速化させる強力なキュアリングライトです。特別にデザインされたフィルターは、その目に見える光の効果の頂点に達した時点での、必要量を上回る紫外線や赤外線波長を、適度に減少させる役目を果たします。

コントロールパネルの4つのスイッチは、その使用薬剤によって最も効果的なキュアリング時間を選択出来るように、幅広く時間を区切ってセットされています。

明るい数字のディスプレイはキュアリング時間を示すもので、そのキュアリングサイクル時間に達した時点で、シグナル音が聞こえます。Sapphireライトガイドには、治療と治療の間に殺菌消毒が出来るように、60度アングルの取り外しが出来るチップが付いています。Sapphireはまた、過酸化ホワイトニングにも光のソースとしても効果的です。



<付属品>

システムの付属品: Sapphire本体、チップライトシールド、フットスイッチ、ライトガイドとチップ、
アイプロテクショングラス、使用説明書、ACパワーコード、コンポジットテストリング


<取付け方法>

@ ライトガイドを正面のパネルに接続して下さい。この時奥の方まで押し入れて接続の確認をして下さい。
いったん正確にライトガイドを接続した後は、クリーニングの時以外は外さないようにして下さい。ライトガイドをひっぱって本体を動かす事は絶対に避けて下さい。

A パワーコードを本体の裏側につなげ、プラグをコンセントにつなげると、表のパネルのキュアーモードライトがつき、機械が使用できる状態になった事を知らせます。

B コンピューター等に使用されている、スタンダードホスピタルグレードプラグが備えられていますが、それぞれの外国での使用の際、必要であればプラグアダプターを購入して下さい。次にフットスイッチを表のパネルの接続口につないで下さい。

C Sapphireには、オンオフの切り替えスイッチが必要ありません。機械の使用に入ると、そのコントロールサーキットを感知し、自動的にメインパワーを オンにします。
Sapphireはまた、機械が使用されていない事を感知し、たとえ、タイマーが付いたままで放置されている時でさえ、それを感知してタイマーを切り替える事も出来ます。オフィスにある電話のように、ただプラグインするだけなのです。



<最初のテストとその内容>

コーンの形をしたシールドが、ライトガイドのチップの為に付属されていますので、それを使って、チップの先端でライトを調節し、過剰なライトをブロックして下さい。

ライトシールドはオートクレイバブルではありません。


タイミングサイクルによるテスト

@ アイプロテクショングラスを必ず着用して下さい。

A #1のスイッチを押して下さい。3(秒)の表示がタイマー表示の窓に現れます。

B 表のパネルのスタートスイッチ、または、フットスイッチを押して下さい。ライトが3秒間点き、そして消えます。
もう1度スタートするには、スタートスイッチ、または、フットスイッチを押して下さい。


違うサイクルを試して機械の特徴に馴れる
@ #2、#3、#4等のタイマースイッチを押して長めのサイクルを試して下さい。
サイクル中、スタートまたはスットスイッチを押す事によって、そのサイクルを中断する事が出来ます。

A サイクルをスタートしてみて下さい。 そしてそれをストップして、また、新しく違うタイマースイッチを押して時間を変えてみて下さい。

これで、Sapphireを使う準備が出来ました。



<操作方法>

ライトの強さの計りかたとキュアリング時間
周期的にライトメーターを使って機械が正常に動いている事を確認する事をお勧めします。

ランプ部品、フィルター、ライトガイド、チップが正常に動いている事により完全で迅速なキュアリングの結果を得る事が出来ます。Sapphireのライトは大変強いので、ライトメーターの許容量が1800mW以上読めるデジタルメーターを使って下さい。それぞれの違ったメーターによりライトの強さが、多少異なった数字として出てくる事が有ります。

コンポジットを使ってキュアリングを行い、その結果でライトの強さを計る事もより効果的です。

この場合、Sapphireコンデンサプルレストレイティブの材料を使うことが好ましいでしょう。

キュアリングリング、ミキシングパッドまたは、3mm幅のプラスチックストローに材料を入れ、3秒間キュアーして、15〜30秒待ちます。デンタル針で底を触ると、固くなっているはずです。

ライトメーターでライトの出力を計るには、#4のスイッチを押して、9秒間待って下さい。

テストの前にライトメーターのスイッチを on にして、アイプロテクション眼鏡を付けて、ライトガイドのハンドピースをメーターの窓口から離し、Sapphireのフロントのスタートスイッチ、または、フットスイッチを押してライトを点けて下さい。

タイミングサークルが始まってから、メーターの窓口の上にゆっくりとチップを近づけて下さい。

針が浮動しますが、出力は1400(mW/p2)以上であるべきです。もしこの時、出力が著しく1400mW/p2 より劣る場合には、ライトガイドがしっかりとコネクトされている事と、チップ、そしてライトガイドの先に、汚れや傷がないかの確認をして下さい。機械が正常に動いていない時は、工場のサービスセンターまでご連絡下さい。


システムのタイマーセット
機械を使用する時は、いつもアイプロテクショングラスを着用して下さい。

機械のフロントパネルにある#1、#2、#3、#4の1つのスイッチを押す事によって、次のようなキュアリングの決められた(プリセット)タイマーを選ぶ事が出来ます。

プリセット1 スイッチボタン #1 = 3秒

プリセット2 スイッチボタン #2 = 5秒

プリセット3 スイッチボタン #3 = 7秒

プリセット4 スイッチボタン #4 = 9秒

また、機械のフロントパネルの#1、#2、#3、#4の1つのスイッチを2回連続して押す事によって、次のプリセットされたタイマーが選べます。プレセット5、8はホワイトニングに適していますが、キュアリングの目的としても使えます。

プリセット5 スイッチボタン #1 = 11秒

プリセット6 スイッチボタン #2 = 13秒

プリセット7 スイッチボタン #3 = 15秒

プリセット8 スイッチボタン #4 = 1分

それぞれのタイマー時間が選ばれると、フロントパネルにその数字が現れます。

<注意>  コンポジットやレストレイティブの材 料が、その製造元により違う事等で、その実 際の使用に当たり、完全にキュアーする為には、使用前にその必要時間を見極める事が必要です。
付属されているコンポジットテストリング、3mmにカットされたストロー、ミキシングパッド等を使って、プリセット1を3秒間試して下さい。

材料の底側が完全にキュアーされていない時は希望の結果を得られるまで時間を延ばして試してみて下さい。


ライトとタイマーサイクルのスタートとコントロール方法
フロントパネルのスタートスイッチまたは、フットスイッチを押してスタートさせて下さい。

ライトが点き、タイマー表示がスタートし、カウントダウンを始めます。
そして、このサイクルの終わりにライトは点滅します。スタートまたは、フットスイッチをもう1度押す事によって、ライトをストップし、タイマーを切る事が出来ます。システムはまたすぐに再スタートする事が出来ます。
たとえ、タイマーがついてライトが使用中でも新しくタイマーの時間を選び、スタートする事が可能です。

1分間のタイミングサークルの場合、3/4、1/2、そして 1/4のそれぞれの時点でシグナル音が入ります。(その他のタイミング設定ではシグナル音はなりません。)



<キュアリング>

ライトガイドハンドルの曲がったチップには、触れないで下さい。チップはキュアーする材料の上から約2〜5mmの距離を置いて持って下さい。

一般的に、Sapphireでの3秒間のキュアリングは、今までのキュアリングライトで30〜40秒間キュアリングに相当するものだと言えます。3秒間で、デンマット社のフローレストアーやコンデンサプルレストレイティブ 3mm〜 5mm をキュアーすることが出来ます。

しかし、使用前にそれぞれのレストレイティブ資材を完全にキュアーする為に、かかる時間をテストする事が望まれます。Sapphireに付属されているコンポジットテストリングは3mmの深さで 5mmの直径です。リングに使用するレストレイティブを入れて、タイマーのプレセット#1(3秒)を選択して下さい。

コンポジットからライトの曲がったチップを約2mm〜5mm離して、システムをスタートさせて下さい。タイミングサークルが終わった後、ライトが消えます。デンタル針を使って底側の固さをテストしてみて下さい。
もし、完全にキュアーされていないようであれば、スタートボタンまたは、フットスイッチを押してシステムをもう1度スタートさせて下さい。
もし、必要であればテストを繰り返して下さい。このテストによって使用するそれぞれのレストレイティブに最適なタイミングを見極める事が可能となります。

キュアーするのにかかった総合時間に、一番近い増加タイマー時間を選び、テストを繰り返し完全にキュアー出来た事を確認して下さい。テストを行ったコンポジット材料とそのキュアリング時間について、記録をつける事をお勧めします。記録をつける事によって、システムの性能をモニターする事も出来ます。

もし、虫歯の穴が深い時(5mm〜10mm)は、徐々にファイリングする方法が勧められます。ファイリングを徐々に加えるにあたり、その量とキュアリングタイムは、工場のガイドラインまたは、すでに使用したレストレイティブによる個人の経験に従って行って下さい。



<ホワイトニング>

患者さんの歯のプラークやステインをきれいに取り除いて下さい。シェードガイドで色のシェードを見極めて下さい。デンマット社の Paint On Light Cure Dental Dam (または、スタンダードなラバーダム)をつけてガム組織をホワイトニングジェルから守って下さい。

適切なソフトティシュウ保護準備が出来ましたら、Rambrand Lightning Plus または Xtra-Comport チェアーサイドホワイトニングを直接歯につけて下さい。次に、Sapphireのタイマープレセット#2の5秒間を選んでホワイトニングジェルを温めて下さい。他の方法として、ジェルを皿、または、容器に入れ、歯につける前に Sapphireを使って温めて下さい。



<チップの殺菌消毒方法>


チップはいつもコンポジットソルバントできれいにして下さい。

取り外しが効くチップは、ステンレススチール機器のスタンダードオートクレイバブルの殺菌消毒(135℃)で行って下さい。そして、殺菌消毒されたバッグに密閉して保管して下さい。

化学薬品によるオートクレイブはしないで下さい。

コーンの形をしたチップシールドをオートクレイブしないでください。



<ライトガイドとハンドルの消毒>

ライトガイドはオートクレイブ出来ません。ノンアブレイシブな消毒剤を使用して下さい。



<システムの保管>

液体状のものをシステムにこぼしたりする事は避けて下さい。火炎性のある液体を使ってシステム本体やライトガイドを掃除しないでください。もし、中の電気系統が液体と触れた場合は、電力を直ちに切って、システムを再度スタートする事はしないで、工場に連絡し、指示をうけて下さい。



<取り替え部品>

チップ、シールド、キュアリングリングは、ライトガイドやランプ機器と同様にデンマット社より購入する事が出来ます。


Sun Systems, Inc