骨、歯周組織移植材(補填材)

 

骨再生療法(GBR)

先天的あるいは後天的に喪失した歯槽骨、顎の骨欠損を再建するために骨移植材が使用されています。

大別すると:

  1. 自家骨:自己の口腔内外から採取した骨。
  2. 他家骨:同種間(人間同士)で他の個体から採取した骨で脱灰凍結乾燥骨と凍結乾燥骨がある。
  3. 異種骨:種の異なる個体から採取した骨。
  4. 人工骨:ハイドロキシアパタイト(HA)、リン酸三カルシウムや生体活性ガラスなどが用いられている。

それらのうち現在、組織的にも臨床的にも自家骨の有用性が証明されていますが、骨欠損の部位、大きさによっては十分な量が供給できない事があり、その代用となりうる骨移植材の開発が盛んに行なわれています。

代表的なGBR材:
DFDBA、Bio-Oss(
Cancellous Granules、
Cortical Granules)、OsteoGen、BioResorb

  
  

組織再生療法(GTR)

非吸収性膜と吸収性膜があります。以前は非吸収性膜が主流でしたが、現在は研究開発の進歩で吸収性膜の方が便利で主流になっています。

非吸収性膜はゴアテックス膜が有名ですが、最近では再生スペースの維持が困難な症例でのチタンメッシュ素材のの非吸収性膜の使用も有効性が高いと評価されています。

しかし、非吸収膜は除去の為、二次手術の必要や歯肉の退縮による膜の露出による感染の危険性もあり、現実的には吸収性膜の方が多く使用されています。臨床的付着の獲得量は両者共にほぼ同じという結果が出ています。吸収性膜には生体内で水分により分解、吸収される高分子ポリマー膜と生体内の酵素により分解、吸収されるコラーゲン膜があります。

代表的なコラーゲン膜のGTR材:
BioMend、BioMend Extend、Bio-Gide、Ossix、